TAO通信

【TAO通信】リストラ受難時代の「一人起業制」

大手企業の正社員リストラ(早期退職優遇制)の流れが止まらない。最近もコンピュータ製造に続き、広告代理店が100人のリストラを発表した。理由は「40歳代から各自が見つけるキャリア選択肢の提供」というがイマイチ曖昧。つまり会社が各自のキャリアプランを助けるという温情策と勘違いしそうだが、昭和に肥満した大企業は今減量が急務。したがいリストラは今後ますます常態化することだけは確実だ。
そこでセカンドキャリアプランは40歳代から始める、と早目に人生設計を組み直す。ナノコープというのは「一人起業」のことで、現在は団塊世代の前の60歳定年組で流行っている。例えば「愛犬のお散歩代行・しつけ・ペットシッター」「商店街の活性化と連携した生活便利屋さん事業」「IT全般サポート」。女性向けで「出張美容サービス」、母子向けで「児童保育」、介護関係で「弁当出前」「高齢者看取り」などなど、種類は多方面にわたる。CB(コミュニティビジネス)の考え方も同じだ。
共通しているのは、地域に溶け込み、貢献したいという目的意識、経験が生かせる、事業規模は小さいが有償サービス、リスクの少ない小資本、仲間を作るなら「協同労働」(分け合う)の形にするなど、従来の法人でもNPOでもない、地域、仲間との信頼関係が重要だ。セカンドキャリアプランが可能な今こそ時間と資金を自分の人生に割きたいものだ。

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